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2020.04.20

訪問診療ブログ『啓蟄』


『啓蟄』

3月5日に始まった今年の啓蟄(けいちつ)は 3月20日に終わります。
二十四節気(にじゅうしせっき)は1年を24分割し、最も昼の長い日を夏至、最も昼の短い日を冬至、昼と夜の長さが同じ日を春分・秋分とし、それぞれを春夏秋冬の中心に据えることで季節を決めた暦ですが、啓蟄は、その春の中でも「土の中の巣篭もりしていた虫が這い出して来る頃」という意味の時節です。

冬の眠りから目覚めた春の生命エネルギーが大気に満ち始めると、心身が衰弱している方は、そのみなぎる熱量と引き換えに自分の旅立ちを感じ取る印象があります。

いのちは、めぐり保存されます。

今生でいのちの終わりを迎えても、
次にバトンが渡されて
いのちの重みや大きさ、尊さは減弱することがありません。
啓蟄は新しいエネルギーの現れであり、
冬とともに旅立つ魂からの贈り物です。

旅立つ方々は残る者たちに多くを贈ることで、
身軽になって次に向かうのでしょう。

長かったご縁の方も
いただいたばかりのご縁の方も
どうか静かで穏やかな道行きでありますよう。

 

2020.03.30

病気予防に関する考え方

コロナウイルス 騒動について考えます。人類が未知の病気なので、みんな不安です。そんな時は、人の不安につけ込んだ色々なものが現れます。聞いたことがない「〇〇が効く」みたいなものです。しかし、気をつけなくてはいけないのは様々な情報の中からなにが正しいのかをしっかりと見極める目を持つことです。私が学んできた医学では、エビデンス(証拠みたいなもの)を重要視してきました。しかし、初めて目にするものには過去の経験は役立ちません。
山中伸弥教授は、コロナウイルス について「今よく言われるのは『エビデンスはあるんですか』と、これはエビデンスを待っていたらいつまでも対策はできない。人類初経験、エビデンスなんかどこにもない。その間何もしなかったら手遅れになる」とおっしゃてます。もっともなことです。学校閉鎖が有効なのか、マスクが有効なのか。やってみるまで誰もわからないことです。
その中で、みんながこの正体のよく分からない病気に立ち向かっています。どうか冷静に、不要な混乱を引き起こさないように判断して行動してください。
医聖と言われるヒポクラテスは「私たちの内にある自然治癒力こそ、真に病を治すものである」「人は体の中に100人の名医を持っている。それは自然治癒力である」と述べています。本来の自然治癒力を100%発揮できるように体のコンディションを整えましょう。栄養はその元となるものです。

2020.03.17

中国でのコロナウィルス 対策

中国でコロナウイルス 感染が落ち着きつつあるのはデマだという報道もありますが、医療現場レベルでは色々な取り組みがされ始めています。
このドクターの紹介した話では、高齢の心肺の合併症を持っていて高度の人工呼吸(ECMO)まで使用した方が、ビタミンC点滴を契機に改善し、ICUを離脱したことが報告されています。
さらに、濃厚接触者等(家族)もビタミンCを内服していた方は感染しなかったと言っています。現場からの声は少ないですが貴重な報告だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=BC6J4bMwdGk&feature=share&fbclid=IwAR01Gfjc6qkTp9tHe2uCpI8j5nNUcCwrvuCWMdcqqKzaxd3eXdAYTlKn20Q

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