ブログ

2020.01.31

コロナウィルス

国際オーソモレキュラー医学会から、緊急提言が出ています。

「ビタミンCはコロナウイルスから体を守る」
コロナウイルスの流行は、高用量のビタミンCによって劇的に流行を遅らせる、もしくは感染を止 めることができます。過去数十年にわたり、ビタミンCの強力な抗ウイルス効果は、医療現場におい て活用されてきました。しかしながら、ビタミンCによるこのような抗ウイルス効果、特にコロナウ イルスに対する効果的なアプローチは、メディアではあまり取り上げられることはありません。
身体がウイルスに攻撃された際、体の抗酸化能力および免疫力を最大化しておくことが、症状の軽減や発症予防のために、とても大切です。人間の体内の環境が最も重要なのです。重篤な疾患を治療 するよりも、予防に力を注ぐ方が容易であることは明確です。しかし、深刻性の高い病気に罹患した際には、深刻に治療しなければなりません。医療機関での診察をためらうべきではありません。行くか行かないかの選択肢はありません。もし症状がでてしまった際には、薬と同時にビタミンCを併用 することができます。


必要な栄養は以下の通りです。
・ビタミンC:3,000mg/日
・ビタミンD3:2,000IU /日
・マグネシウム:400 mg /日
・亜鉛:20 mg/日
・セレン:100 μg /日

詳細は以下のサイトでご覧ください。

https://www.iv-therapy.org/uploaded/01177.pdf

健康セミナーは2/7開催です。
有用な情報をお届けします。

2020.01.24

訪問診療ブログ『良いこと探し』

金谷 潤子
1月5日

『良いこと探し』

生きていく時に、何かを否定して進むのは辛いのではないか?
何かを肯定しながら生きたいと思う。

ネガティブキャンペーンは時に非常に有効だし、人の目を惹くにも効果が有ると思います。

この世の中に否定したいことは溢れていて、
悪いやつだって居なくならない。
善い人に魔が刺すことだって日常茶飯事。
ありえない酷い話も後を絶たない。

争いや憎しみは繰り返してはいけない

けれど、自由を求める限り
平等をうたう限り
どこかで不平等は生じて
得をする人、損をする人があり、
争いは生じる。

だから、否定せずに
何か良いことを肯定し、
美しいものを見つけ、
笑い声を探し、
触れる温もりを大切に生きていきたい。

否定のエネルギーはとても大きく強い。
その役割の人も必要なのかもしれない。
でも、幸せや笑いや美しいことの肯定のエネルギーだって
集まれば結局、
否定したいことを淘汰できるのだと思う。
でも、それを目指すのでは無く、
ただ、
ただ、
美しく優しく温かなものを
日々見つける努力をして、
そうして終わりたい。

※カラス。古くはありがたい「神の使者」として世界の神話や伝説に頻出しています。
しかし現代になって来ると、「不吉」「死の象徴」などのイメージでとらえられるようになり、ゴミ漁りや人を攻撃したり、すっかり悪者扱いです。
けれども、カラス自体は良くも悪くも変わっていないはず
昔からカラスとして生きて来たのです。
食べ物が無いから住宅街に出向き、人の邪魔をすると言われているだけ。熊やキツネも同じですね。
2019.12.27

訪問診療ブログ『休日、先人たちの語りから』

金谷 潤子
12月25日

今日は朝早くのお看取りから始まり、転倒した方と発熱の方の往診にそれぞれ行って来ました。

高齢者住宅で採血と点滴をしていると、
後方で他の入居者の方が数人だろうか、
天皇陛下の昨日会見で話されたことを語っておられる。

私は黙々と作業をしながら耳を傾けていると、
震災のことや沖縄のこと、
戦争の無かった平成の30年のことなど、
陛下のお言葉を受けながら
しっかりとご自分の意見を述べられていた。

その言葉には重みがあり
陛下を敬う気持ちも滲み出ておられ、
思わず目が熱くなった。

もしかするとご家族や周囲からは、
忘れん坊さんでお一人暮らしはとても無理…と判断されてご入居されている方々なのでしょうが、
聞こえてくる言葉からは
私や私の知る誰よりも
この国への確かな思いが感じられた。

長く生きてきたということは、
それだけで尊い私たちの先人である。

何かができないから
心配だから、
食べさせて、
風呂入れて、
お世話するために
介護保険の点数◯点使って、
外に出ないように鍵かけて、
9時前には布団に入れて寝せて。

そんな「管理」の気持ちで
高齢者中心の日本に未来が有るとでも思うのか。
何より自分たちが管理されて仕方なく生きていきたいか?

海外では老いや死が迫ったときに頼るものは半数以上の人が「宗教」だそうだ。
ところが日本は頼るものの半数以上が「お金」と集計結果が出ている。

日本は死や老いの前には、
無力で特殊で寂しい国である。

お金では残念ながら何も解決しない。
高額な高齢者住宅が素晴らしいと思ったことが無い。
安くても高くても、
働いている方々が入居者と共に生き、
入居者を人として尊敬する気持ちがあるところは良い住宅だけれど、驚くほど僅かだ。

高齢者の話をすると人ごとだと思ってスルーする。
自分にはまだまだ関係の無い話と考える。

でも、人生なんてあっという間です。
良い人間関係を築き、高齢者に敬意を表する。
病気扱いしない。

認知症と括られて、何か良いことがありますか?

ファイターズが負けたら必ず怒る人を病院に連れて行きますか?
お腹が空いたらイライラする人を精神科に連れて行きますか?
どのくらい忘れん坊になったら認知症と呼びたいですか?

加齢は病気ですか?

子供の幻覚はファンタジーと称賛され
高齢者の幻覚には薬が出される。

認知症と括られている方々の
お料理や技術、その工夫と知識…
私の知らないこと、できないことだらけ。

まだまだできることを全て取り上げて箱に入れる。
誰の安心のため?
自分の?
社会の?

高齢者のイライラや悲しみにも全て理由があるのです。

※せっかくのクリスマスに辛口投稿申し訳ありません。

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