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2020.03.30

病気予防に関する考え方

コロナウイルス 騒動について考えます。人類が未知の病気なので、みんな不安です。そんな時は、人の不安につけ込んだ色々なものが現れます。聞いたことがない「〇〇が効く」みたいなものです。しかし、気をつけなくてはいけないのは様々な情報の中からなにが正しいのかをしっかりと見極める目を持つことです。私が学んできた医学では、エビデンス(証拠みたいなもの)を重要視してきました。しかし、初めて目にするものには過去の経験は役立ちません。
山中伸弥教授は、コロナウイルス について「今よく言われるのは『エビデンスはあるんですか』と、これはエビデンスを待っていたらいつまでも対策はできない。人類初経験、エビデンスなんかどこにもない。その間何もしなかったら手遅れになる」とおっしゃてます。もっともなことです。学校閉鎖が有効なのか、マスクが有効なのか。やってみるまで誰もわからないことです。
その中で、みんながこの正体のよく分からない病気に立ち向かっています。どうか冷静に、不要な混乱を引き起こさないように判断して行動してください。
医聖と言われるヒポクラテスは「私たちの内にある自然治癒力こそ、真に病を治すものである」「人は体の中に100人の名医を持っている。それは自然治癒力である」と述べています。本来の自然治癒力を100%発揮できるように体のコンディションを整えましょう。栄養はその元となるものです。

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